未来の夢計画の概要と新補助金モデル

未来の夢計画とは、クラブと地区が実施する人道的・教育的プロジェクトを支援するための、ロータリー財団の新しい補助金モデルです。活動において更に大きな成果をもたらし、公共による認識を高め、補助金のプロセスを簡素化する必要性が高まってきたことを受けて、ロータリー財団管理委員会は、新しい補助金モデルを導入した「未来の夢計画」を実施することを決定しました。この新しい補助金は、ロータリーの戦略計画が掲げる5つの中核的価値観に沿った活動を実施することで、地元や海外で人々に奉仕し、より良い世界を実現することを目指しています。

管理委員会と未来の夢委員会は、すべてのプログラムと奉仕プロジェクトの見直しを行い、ロータリアンにとってどのような分野が重要であるかを見極める作業を行いました。ロータリアンに、プログラムの評価やアンケートを依頼し、その結果を基に、未来の夢計画の最優先事項(①プログラムと手続きの簡素化、②ロータリアンによる奉仕活動の重点化、③地元や海外での奉仕活動の支援、④地区により大きな決定権の授与、⑤特に6つの重点分野におけるロータリーの公共イメージの向上)6つの重点分野(①平和と紛争予防/紛争解決、②疾病予防と治療、③水と衛生設備、④母子の健康、⑤基本的教育と識字率向上、⑥経済と地域社会の発展)を決定しました。これらの重点分野のそれぞれには、目的が掲げられ、更に具体的な目標が挙げられています。その後これらのコンセプトはRI理事会および規定審議会によって承認・支持されております。

 ロータリー財団の新しい補助金モデルは、地区補助金(District Grants)、グローバル補助金(Global Grants)、パッケージ・グラント(Packaged Grants)の3補助金から構成されことになります。地区補助金は、地区に一括して授与され、地区に管理と運用が任されている補助金で、財団の使命(ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解・親善・平和を達成できるようにすること)を支えるさまざまな活動を支援します。グローバル補助金は、6つの 重点分野 のいずれかに関連し、長期的に大きな成果が期待できる、大規模で国際的な活動を支えるもので、クラブと地区は独自の活動を立ち上げることができます。

 「未来の夢計画は、ロータリアンの活動への資金提供に対する財団の思考転換を具体化したものです。未来の夢では、ロータリアンが地域のニーズを特定し、計画を立て、地域の人々と協力して最善の方法を決定した上で、プロジェクトを実行します。」と、ステンハマー財団管理委員長(2010-11年度)の国際協議会での講演で述べられております。すべての補助金活動は、恩恵を受ける地域社会あるいは参加者のニーズに基づき、さまざまな活動を支援するものですが、「ロータリー財団新地区補助金およびグローバル補助金の授与と受諾の条件」に記載されている資格要件を満たすものでなければなりません。

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