ロータリー財団の歴史

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sosisya1917年、アーチC.クランフ国際ロータリー会長は、「世界でよいことをするために」基金の設置を提案しました。1928年、5,000米ドルにまで成長したこの基金は、「ロータリー財団」と名づけられ、国際ロータリーから独立した別機関となりました。クランフ元会長をはじめとする5名の管理委員が、「RIの目的を推進するための単独の信託機関としての財団の全資産を維持、投資、管理、運営する」ため任命されました。

その2年後、財団は初の補助金500ドルを国際障害児協会へ授与しました。ロータリアンだったエドガー F.“ダディー” アレンが創設した同協会は、後に発展してイースターシールとなりました。大恐慌と第二次世界大戦により財団の成長は伸び悩んだものの、恒久の世界平和への願いから、戦後、財団への関心はますます高まっていきました。ロータリーの創設者、ポールP. ハリスが1947年に死去した後、多くの人々から国際ロータリーへ寄付が寄せられ、財団をさらに大きくするために「ポール・ハリス記念基金」が設置されました。

これと同じ年、最初の財団プログラム( 国際親善奨学金の前身)が設置されました。1956年から1966年の間に、 研究グループ交換、技術研修奨学金、活動補助金(後の マッチング・グラント)の3つの新しいプログラムが開始されました。1978年には 保健、飢餓追放、人間性尊重(3-H)補助金プログラム、1980年にはロータリー・ボランティア・プログラムが設置されました。1984-85年度には ポリオ・プラスの設置が発表され、その翌年、大学教員のためのロータリー補助金が設けられました。1987-88年度には初の平和フォーラムが開催され、これが財団の平和および紛争解決研究プログラムの創設のきっかけとなりました。

こうした中、財団への支援は飛躍的に増えていきました。1917年に26ドル50セントの最初の寄付が贈られて以来、財団には、総額10億ドル以上の寄付が寄せられています。2003-04年度の寄付だけでも、7,000万ドルを上回っています。現在までに、100万人以上がポール・ハリス・フェローとして認定されています。ポール・ハリス・フェローとは、年次プログラム基金に1,000ドルを寄付した個人、またはその名義で寄付が行われた人に与えられる称号です。
ロータリー財団の未来が確かなものとなり、今後も国際理解と世界平和の実現に必要な活動を続けていくことができるのは、こうした力強い支援と世界中のロータリアンによる積極的な参加のおかげなのです。


ロータリー財団の創設者
アーチ C. クランフ(1916年頃)
(写真提供:Rotary Images)

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