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2009-10年度RI第2630地区
ガバナー 岩本 忠


 

過日(2月28日)、岐阜駅前の会場でロータリー財団委員会総会がありました。各クラブから会長、幹事、財団委員長、それに地区役員などで総勢300名ほどの大会議でした。主要議題には、ポリオプラス第二回目1億ドル挑戦の問題と2005-06年度のラヴィッツァ文書の問題がありました。財団委員会では、常に寄付金と奉仕活動の関係が論じられます。ラ文書問題のあと、クラブによっては年次寄付が消極的になってゆくという現象がありました。

その日の論議の中で、「寄付の少ないクラブに対しては活動補助金採択はいかに扱われるか」という質問がありました。地区財団委員長は「それは寄付金の多少に関係無くやっています」と回答しました。事実、奨学金(国際親善も米山記念も)、インターアクト、ローターアクトも青少年交換も地区補助金も、それぞれのクラブ寄付金の寡多に関係無くその意志のあるクラブが奉仕貢献をしているのが現状です。

しかし、わたしは発言をもとめて「それは今までのところ、関係無く・・」と付言しました。今後は差別をしていくという意味ではありません。問題点の指摘をしたかったのです。数年間、財団委員会に関係していて、クラブによる寄付実績と活動意欲(資金獲得努力)とのアンバランスな関係に気になることが幾つかあったのです。それは、担当委員が無意識にしているのかもしれません。しかし、今後は二つの事項(出すことと受けること)を意識し関連させて、地区財団を運営してゆくという姿勢が求められます。

当日の発言にあったように「3年後の実行事業をめざして年次寄付をする」のが計画的で理想的です。しかし、それでは少人数クラブは何も実現できません。やはり地区という単位の組織力で機能することを考えるべきです。ロータリーの各員は好意と善意にもとづいた行動原理があります。できる人ができる事をするのです。そしてバランスも考える。

4月はロータリー雑誌の月間です。『ロータリーの友』も『ガバナーズ月信』もロータリーの活動情報が載せられています。財団委員会の情報とともに雑誌の情報を読み取り、世界に展開されているロータリー活動の意義を実感してください。雑誌購読は各会員の義務だと規定されています。

この総会のあと、帰路の駅構内で或るガバナー補佐に出会いました。彼曰く、「あれ(あの問題点)はアイ・サーブ(I serve)なんですね」。クラブ単位(we)の勘定ではなくて、個々の会員のロータリー意欲が大事なのです。まさに「我意を得たり!」でした。一緒に考えてくれていたのです。それを気づかせてくださった補佐さんは足早やに、次の用事に向かって行きました。